採用するポジションの決定

採用するポジションの決定

人材を採用するにあたって、採用する職種を決定しておくことは重要なポイントになります。それは、求人票に採用職種を記載するからといった事務的な意味に留まりません。どのポジションに人を採用するか決めておくことで、人事戦略が立てやすくなります。

ここでは採用職種を決める際の決め方や、人事の役割は誰が分担するかについて分かり易く紹介していきます。

会社にはどんな採用職種があるのか

そもそも採用職種にはどのような種類があるのでしょうか。職種のカテゴリは主に以下の6つに分かれています。

  • 事務・オフィス系
  • 販売・営業・飲食・サービス系
  • IT・エンジニア系
  • WEB・クリエイター系
  • 医療・介護・研究・教育系
  • 工場・軽作業・物流・土木系

これらのカテゴリの中から職種を選んでいきます。

例えば「事務・オフィス系」なら「人事」「総務」「営業事務」などがあります。応募者が企業に入る際にしたい職種を面接のときなどにヒアリングしていくことで、人事部は採用職種を選んでいきます。

採用職種の決め方とは

採用職種を決めるにはそれぞれ決め方があります。ではその決め方とはどうしたらいいのでしょうか。ここでは採用職種を決める際の方法を説明していきます。

人員の把握

まずはそれぞれの部署でどれくらいの人員がいるか、人員のキャリア・年齢構成はどうかなどを把握することが必要になってきます。部署ごとで人員が足りていたり、足りていなかったりします。したがって、どこの部署が人員を欲しているかの確認をそれぞれの部署ごとのリーダーに確認をしましょう。

またキャリアや年齢に合わせた人員配置も考えなくてはいけません。それぞれどれぐらいのキャリアを積んで年齢を重ねているかを把握し採用職種を決めていきましょう。

採用したいポジションを決める

現状を把握したら採用したいポジションを決める必要があります。採用したいポジションには様々なものがあります。例えば純粋に「人員不足」というポジションがあります。他にも「人員は充足しているがこれから拡大させたい」ポジションもあります。

どの職種の人材を取るかを最初に考えないと、必要のないポジションにも人員を入れてしまうという事態を起こしかねません。そうなった場合、余計な人件費がかかってきてしまい会社に多大な迷惑をかけてしまいます。

さらに言うと採用には採用費用も掛かってきます。これらを考慮して今一番優先的に人員が必要な職種はどれかをしっかりと理解する必要があります。採用までにかける予算や採用までにかけた時間を無駄にしないように、1番必要な採用職種を決めていきましょう。

採用職種を決める以外の人事の役割とは?

採用職種を決めていきましたが、人事の役割とはそもそもなんでしょうか。人事の役割は、人材の採用、研修、給与計算、退職金管理、人事制度設計まで非常に多岐に亘ります。ただしこれを1人で行うにしても限度があります。したがってそれぞれ役割分担をしていく必要があります。

ここでは人事の役割を分担する時のフローをご紹介します。

人事の役割フロー

人事の役割を分担するには、仕事の整理・マニュアルづくり、ヒアリング、分担のフローが必要です。これらを1つでも抜いてしまうと互いの意思疎通が図れなくなり仕事に支障をきたしてしまいます。

仕事の整理・マニュアルをつくる

管理職含め、各担当者に自分が担当している仕事の整理・マニュアルづくりをしてもらう必要があります。

仕事の整理をすることで現状の把握をすることができ、業務における抜け・漏れを防ぐことができます。さらにマニュアルを作る際には社内の全員が見るものであり、後々新しく入ってくる社員に見せるものとなります。責任感をしっかりと持ち作成に挑みましょう。

ヒアリングをする

上司が各担当者にヒアリングして、抜け・漏れがないか、誰がどの仕事を分担するのがふさわしいかを見極める必要があります。最初の方は抜け・漏れがないと部下は思っていても、誤り部分を見逃してしまう時があります。そんな時は経験豊富な上司が最終確認として、見ていく必要があります。

最終的にどの仕事をしてもらうのが最適か、部下に今の状況をヒアリングして判断していきましょう。

分担する

仕事を整理して、ヒアリングができたら上司は仕事を分担します。その際にはなぜその仕事を割り振ったかの経緯やなぜあなたに担当して欲しいか。他にも今後の会社の成長ビジョンまで含めて説明すると良いでしょう。

仕事を割り振られると、なぜこの仕事を任されたか部下は気になります。その理由を具体的に伝えることで部下は安心して仕事に励むことができます。

まとめ

採用職種は多岐に亘り、企業によってはどの職種に人員を入れるかによって今後の企業の繁栄に大きな影響を与えます。それは最初の採用職種の決め方によって左右されると言っても過言ではありません。

今必要な職種は何なのかを明確化して、企業の今後を支えてくれる人員を採用していきましょう。

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