内定承諾率を上げる内定者フォローの方法とは?必要な準備と実践法を紹介

内定承諾率を上げる内定者フォローの方法とは?必要な準備と実践法を紹介

新卒内定者の内定辞退に頭を抱える企業が増えています。母集団を集めるのにも一苦労の中、内定辞退されてしまったらまた一からやり直しなのは、人事としては辛いものです。

一方、内定者フォローを徹底し、内定承諾率を高めている企業もいます。
今回は、内定承諾率をあげる内定者フォローの方法について、紹介していきます。

内定者フォローはなぜ必要か

内定を出したものの、数日後に「他社に行くことにした」と辞退された経験はないでしょうか。
人事としてはがっかりですが、なぜ辞退が発生してしまったかの原因を特定することが重要です。
それらを踏まえ、内定者の心理や状況を考えると、企業としてやるべきこと、できることが見えてきます。

まずは内定者フォローが必要な理由を解説していきます。

入社意向をキープするため

よく、恋愛や結婚に例えられることのある就職活動。会社との出会いは、タイミングでもあります。
特に企業選びの軸が定まっていない新卒の場合、意思がブレやすかったり、選定軸を見失ってしまうこともしばしばあります。

内定承諾し、入社を決めていたとしても、たまたま出会った企業に入社することもあるものです。
つまり、最初に内定をもらった企業への意向が下がることがあるということ。
「この会社で働こう」という決意を維持してもらうためにも、内定者をフォローすることで、その気持ちを維持してもらうこと。それが内定者フォローが必要である、大きな理由の一つです。  

他の企業も求職者を口説いている

学生が内定承諾をしたら、他の企業はその求職者を口説いてはいけない、と言うことはありません。
最近の売り手市場では、内定保持者へのアプローチをする企業も多く存在します。

DeNAの南場社長も、「欲しい人材はどこまででも行って口説く」と宣言しているように、優秀な学生ほど、各社からのアプローチが熱烈です。
内定承諾をしていても、他社からの口説きで入社意向をひっくり返されることも大いにあり得ます。。内定者が無事入社してくれるまで、採用活動は完了しないことを認識しておきましょう。

内定者も迷っている

就職活動をしたことがある方なら、「この会社でいいのだろうか」「他にいい会社があるかもしれない」など、誰しも一度は不安を感じたことがあるはずです。

そのような不安から、売り手市場であることを活かし、内定をキープしつつ就職活動を続行する学生もいます。また、就職活動を大学受験のように捉え、「より有名な大企業にいきたい」と考える学生も一定数存在します。

入社に対して迷いのある学生が、他社で厚いフォローを受けると、簡単にその企業への入社を決めてしまいます。 初めて社会人になるということへの不安を払拭し、「一緒に頑張ろう」とサポートしてくれる存在が必要なのです。

内定者フォローの方法とフロー

具体的に、内定者フォローにはどのようなものがあるのでしょうか。
また、どのようなタイミングでどんな手段を使うのが効果的なのでしょうか。
入社までのシーン別に事例を紹介していきます。

内定出し〜承諾まで

フォロー体制としては、専任リクルーターを1名つけておくのが良いでしょう。面談やランチなどで、定期的に話す機会を設ける会社が多くあります。

新卒の場合は人事以外に、同大学出身の先輩や指向性が似ている社員などをリクルーターにすると、親近感が湧き、相談がしやすくなるため効果的です。 担当者がコロコロ変わると学生も不安になってしまうので、専任をつけることで関係性が深まり、話せる内容が広がります。

「最終面接で内定を出し、内定承諾までをしてもらう」には、不安や懸念点の払拭が最重要事項です。
仕事面、条件面、社風など不安に思っていることはないか、他社と迷っている場合は、どんなポイントで迷っているのかなどを、相談相手としてヒアリングし、懸念を払拭していきます。

現場社員にリクルーターになってもらう場合は、面談やランチごとにどのような内容を話したのか、人事に報告してもらいましょう。

内定承諾〜入社1ヶ月前まで

内定承諾から入社するまでに、数ヶ月時間が空くこともままあるかと思います。特に早期内定者の場合、入社までの期間が1年近く空くことも多いでしょう。その間に学生との接点がないと、意向がどんどん下がってしまい、他の企業への興味が出てきてしまいます。

リクルーターとのフォロー面談や、一緒に働くことになる仲間とのランチや食事会などを定期的に開催しましょう。 他社では、自社開催のイベントや交流パーティーに招いたりする事例も多くあります。

他にも、同期入社者との懇親会などを設定するなども、交流を深めるポイントとして良いでしょう。

一緒に働く仲間がどんな人たちなのかを知ってもらうため、そういった場を少しづつもうけ、働くイメージをより強く持ってもらうことが重要です。
懇親会や飲み会は、身内ノリが過ぎると内定者が置いていかれてしまうので、コンテンツ選びやメンバー選定などが大きなポイントとなります。

入社直前〜入社まで

学生から、いよいよ働く社会人としての準備を始める時期。
新卒の場合、入社前から内定者研修を行ったりして、社会人としての研修を行うなどの事例が多くあります。入社後に、よりスムーズに馴染めるような準備に取りかかるためです。

また、入社後に実際に受け入れをするのは現場社員。事前に新入社員への接し方を簡単に共有したり、協力を求めることも、準備する人事としては重要な仕事になります。

まとめ

内定者フォローの重要性は、日に日に高まっています。特に不安を感じやすい新卒の場合、心理的なケアもきちんと行ってあげましょう。

しっかりとフォローすることで、承諾率をあげている企業も多くいることから、どの企業でもできる努力なのが内定者フォロー。せっかく会社を選んでくれた学生が社会人生活を元気にスタートできるよう、フォローの参考にしてみてください。

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