採用コスト・費用を削減する方法

採用コスト・費用を削減する方法

人事が採用計画を立てる際、まず準備するのが採用予算です。
採用は投資部門でありつつも、出来るだけコスト削減しながら良い人材を獲得したいものですよね。
この記事では、採用コスト・費用を削減しつつ良い人材を獲得する方法について紹介していきます。

そもそも採用コストとは、何にかかっているコストなのでしょうか。
具体的なことに落とし込んで見ていきましょう。

母集団形成段階

採用活動をする際に、一番最初に用意すべきプールは母集団です。
母集団形成の質が良いかどうかで、採用の成否が決まると言っても過言ではありません。
一般的な方法は、求人媒体への掲載や、イベントなど大型会社説明会への出展などがあります。
多くの場合、前金払いのため、掲載時や出展時に支払いを求められます。
成功報酬型ではないことが多く、採用数が増えれば増えるほど、
コストパフォーマンスが上がっていくと言えるでしょう。

成功報酬型

初期費用はゼロですが、採用に成功した際、
入社者の年収の数%をエージェントや紹介者に支払うタイプのものです。
人材紹介会社などを利用する場合、20〜30%が一般的な相場でしょう。
採用コストの中では、最も高い費用となります。
そのほかには、リファラル採用などで紹介者に支払う場合もあります。
企業にもよりますが、1人あたりにつき、数万円〜30万ほどが一般的な相場です。

イベント費用

自社で企画して実施するイベントなどの費用です。
寿司パーティーやピザパーティーなどを企画したりする企業もあります。
これらを通して母集団形成を行う場合もあります。
また、内定者フォローのための懇親会を目的として、
社員との交流会や食事会を開催することもあります。

母集団形成目的のイベントの場合は、SNSで参加募集したり、
社員の友人を誘うなどすることが多いようです。
会場も自社を使うことが多いため、コストとしては食費程度に抑えられるでしょう。

人件費、物販費

人事や面接官の人件費、採用HP作成費も、採用コストに含まれます。
具体的には、イベント参加する際の交通費、出張費、作成委託費などが挙げられます。
内定者フォローのための食事なども、採用費用の一部です。
採用HPなどの作成は、外部委託の場合と自社で内製で行う場合があります。
クオリティや規模によって、値段には大きく差が出てくるでしょう。

採用コストを削減するためには

上記の内訳を踏まえて、採用予算をどう組み立てれば良いのでしょうか。
具体的な方法を紹介していきます。

採用単価を計算

まずは、採用コストにどのくらいかけているのか、現状把握しましょう。
母集団形成、採用決定時どちらの比重が重いのか、
どの媒体、紹介会社への出費が多いのかなどを確認します。
また、この数年で予算の推移がどのように変化しているかも確認しておくと、
傾向が掴めて効率的です。

どの経由の入社者が活躍しているか確認

どの経路で採用した人が、入社後に活躍しているのかを確認しましょう。
反対に、あまり活躍できていない人はどの経由からの採用なのかも確認します。
活躍できている人の多い媒体に、予算や労力をかけるべきですよね。
効率的な採用のためにも、経路別の入社率の割合も出しておくと良いでしょう。

採用フローの見直し

採用活動において、もっとも痛手なのは内定辞退です。
せっかくコストをかけても、入社してもらえなければ意味がありません。
辞退が発生しやすい場合は、内定承諾率を上げられるようなフローに見直しをしましょう。

面接の回数、面接官のクオリティ、日程調整などのオペレーションなど、
総合的な流れを見てみるのが良いです。
また、各選考時の通過率や、辞退率、内定までの日数などを計算すると、
より効率的な選考フローを見つけることができます。

リファラル採用を推進する

最もコストが低く、優秀な人材を採用するには、リファラル採用が効果的です。
理由としては、社員が「この人うちに合いそう」と思って紹介するので、
採用に至る確率が高いことが挙げられます。

また、紹介インセンティブを支払うとしても、人材紹介に支払うよりも費用を低く抑えられるため、コストカットが実現できることも理由の一つです。
インセンティブの金額は企業によりますが、ある程度の金額を用意しておく方が社員のモチベーションも上がります。

まとめ

採用コストを削減する方法を紹介しました。
投資部門でありつつも、あまり採用コストをかけるなと上層部から言われる人事が多いですよね。
コストの削減を見直すと、採用活動の効率化にも繋がります。ぜひ参考にしてみてください。

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