デザイナーやクリエイターは、アルバイトとはいえ、ある程度のスキルが必要になるもの。しかし、アルバイト採用においては「採用単価はできる限り抑えたい」という考えもあるかと思います。
この記事では、デザイナー・クリエイターのアルバイト採用のコツや、採用単価を抑える方法やポイントについて解説していきます。

採用単価を抑えるためには
クリエイターを採用するには、アルバイトといえどもある程度の知識とポテンシャルが必要です。飲食店のスタッフなどとは異なり、母数も絞られてきます。
しかし、手法を見極め適切にアプローチすることで、採用単価を抑えることも可能です。この章では、採用単価を抑える方法について紹介していきます。
ソーシャルリクルーティングを活用する
最近では、SNSやWebサイトなどで自身の作品を公開している人も少なくありません。そのような場でのスカウトを実施することで、採用単価を抑えつつポテンシャルある学生を採用できます。
自身の作品を公開して、それらが仕事に繋がるかを模索しているクリエイターも多くいますので、遠慮せずに声をかけてみることが重要です。
SNSなどで、技術や世界観が自社とマッチしているクリエイターがいないかを探してみましょう。
離職率を下げる
採用単価を下げるには、採用数を最小限に抑えることも必要です。
アルバイト選びにおいて求職者が重視するポイントは、給与が高いことや時間の融通がきくことと言われています。
アルバイトが定着しやすいよう、このような環境を整えたり、入社直後の初めの研修やフォロー制度がしっかりしている状態を作ることが重要です。
アルバイトには学生も多くいますが、子供がいて時間制限のあるママ・パパなど、ライフスタイルに合わせて働けるか、理解のある職場かを重視する人もいます。まずは既存従業員の満足度を高めていきましょう。
集客をかけるには
前述の方法では採用単価を抑えられるが、ピンポイントで声をかけるものです。もっと効率化するためには、集客を成功させなければなりません。
では、どのように集客すれば良いのでしょうか。
市場観を把握してターゲットをきめる
そもそもどんな人がアルバイトで働きたいと思うのか、アルバイトで働くことのどこにメリットを感じてそれを選ぶのか、を考えます。また、アルバイト志望者が重要視するポイントとはどこなのかを考える必要もあります。
シフト性でスポット的に働くことのできるアルバイトは、子育て中の主婦(主夫)や学生や副業を考えている人などでしょう。彼らのライフスタイルに合わせた働き方ができることが特徴的です。
週1日や数時間から働ける環境なのであれば、それだけでも十分なアピールポイントとして押し出すことが可能です。
逆に、週5日8時間しっかり働いてほしい場合でも、実務経験が浅い状態から経験をしっかり積んでキャリアアップしたい求職者には魅力的に映るでしょう。
採用要件は厳しくしない
候補者に多くは求めず、条件は2つほどに抑えておくことが重要です。前述のように、アルバイトが重視しているのは現状のライフスタイルの確保や、経験が浅くてもチャレンジできる環境です。
正社員と近いくらい、要件が厳しいと候補者はハードルが上がってしまい、応募数が格段に下がります。
●●業界への興味、HTMLなどの基本的な知識、程度に留めておくのが重要です。

まとめ
クリエイターのアルバイト 採用における採用単価を下げるコツを紹介しました。
母数が少ない分、他の職種よりも工夫が必要だったり、人脈を頼ることも重要です。SNSなども活用することで、単価を下げてアルバイト採用を行うことができます。
ぜひ参考にしてみてください。